みっそーのブログ

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ナイツテイルを観に行った話①(8/18帝国劇場)

こんばんは。


8月29日に帝国劇場公演千秋楽を迎えた堂本光一さん&井上芳雄さん主演のミュージカルのナイツ・テイル―騎士物語―を観に行った感想を長くなりますが記録用として書いておこうかと思います。

 

このミュージカル、ジャニーズのプリンスとミュージカル界のプリンスが共演ということでチケットは連日完売なのでなかなか手に入らないのです。

なぜ連日完売のチケットを持っているかというと…

実は小学生の頃KinKi Kidsが好きでして、でもだからと言って積極的にファンになろうとか思ったことはなかった(というかFCに加入するという概念がなかった(笑))のですが、色々あり今年からKinKi KidsのFCに加入していました。

KinKiのFCに加入してからすぐに堂本光一くんと井上芳雄さんが共演するミュージカルの制作が発表され、おぉ!これは行ってみたい!となり申し込み、見事1枚当選したので今回の観劇に繋がりました。

 

ミュージカルはオペラ座の怪人、ライオンキング、ウィキッド、アラジンなど劇団四季系は観劇したことがありますが帝劇に行くのは初なのでどんなものかとワクワクしながら観劇の日を迎えました。

8月18日マチネ(昼)公演に観に行きましたがとにかく想像以上に良かった!

シェイクスピアら4人の作家の原作をベースに作られたこの舞台は台詞自体は至って真面目な口調なのですが、コメディとシリアス要素のバランスが良い、間延びがほとんどなく事前にKindleで読んだフレッチャー、シェイクスピア「二人の貴公子」よりもストーリーの全貌が良く、何よりまた観たい!と思える素敵な舞台でした。

 

 


~ネタバレあり感想~

私は1階席後方での観劇。中央寄りで見やすかったです。ステージは豪華な舞台装置があるわけではないですがセットが美しい。
最初は客席からステージの距離を感じていたので、原作やレポを読んで予習はしてきたけどストーリーに入り込めるか?置いて行かれないか心配していましたがそんな心配は無用でした!
物語の導入部からストーリーを説明する歌唱に入るわけですが、知らない間にぐいぐいとナイツテイルの世界に引き込まれてしまい夢中になって最後まで楽しく見られました。

アーサイトとパラモン2人揃った時のドーーーン!!て感じのオーラは凄かった。

もう最初の騎士物語の歌から登場シーンでうわー!!すごーい!って心の中で思ってました!もしかしたら自分の顔がニヤけていたかも(笑)

 

ストーリーは従兄弟同士の騎士アーサイトとパラモンが敵国の捕虜となり、敵国の王女に一目惚れしたことでお互いが敵対し王女を巡って決闘することになるというのがメインストーリー。

主役2人だけにフォーカスするのではなく、女性陣や敵国の王ら色んな役の目線で楽しめたのがいいです。

そしてシェイクスピアのいた時代にいない現代のお客さんから見て男性らの行動は至って真面目なのに何だかばからしくおかしく映る、女性らの苦悩や賢さに共感する…。

シェイクスピアの時代の常識と現代社会とのギャップを埋めるというか、原作通り男性陣がやれ決闘だ負けたら死刑だ何だと言っていることに対し、女性陣が上手く「何を勝手に言ってるの?冗談じゃない!」とツッコミを絶妙なタイミングで入れるのがコミカルでありそれぞれの幸せに繋がりにこやかに終われるのが良いですよ。

原作の「二人の貴公子」と同じ結末だったら牢番の娘とアーサイトが気の毒すぎて後味の悪い舞台になっていたと思いますが、ジョン・ケアード氏の脚本、演出により大団円のハッピーエンドとなったところが最終的に観て良かったと思える大きな要因だったと思います。

悲喜劇、悲劇もありですが、基本的に自分がディズニー映画のように観た後に幸せな気分になれるストーリーが好みなので。

 

 


堂本光一さん

ミュージカル自体も楽しみでしたが一番は光一くん目当てで来ました。ですが、舞台上にいたのはまぎれもなくアーサイトでした。
アーサイトは美しい、実直さ、ひたむきさ、情熱的…。見た目だけではなくエミーリアを愛する気持ちもパラモンへの愛情がね。
アーサイトだけ追放された後、愛するエミーリアに近づくため森の楽団に加入するのですが、これらのダンスシーンはどれも素敵でした!特に大澄賢也さん演じるジェロルドとのダンスがすっごいカッコよかった!テレビや映像作品見て思っていたけど光一くんのターンが綺麗で衣装も踊っているように見えて美しかったです。最後の方のエミーリアをリフトしてくるくる回るところはガチのファンタジー☆彡
そして身軽さを活かしたスピード感ある殺陣は圧巻!Endless SHOCK行ってみたいとは思っていたけど、来年公演あったら絶対行きたいです。当選しますように!
ダンスの見せ場があることもありソロ曲はあまりなかった(1回かな?)のですがパラモンとのデュエットが多く下ハモが綺麗でした。
テーベの酒場での歌が特に好きで光一くんのパートでおぉ!ここ良い!!っとなった部分があったのでそこだけでもまた聴きたい!

光一くんの独特な台詞回しが印象に残りましたが、難解な言葉が多いシェイクスピアに光一くんが合ってそうなのでシェイクスピアの舞台を他にも演じてもらいたい、そして観てみたい。

カーテンコールの日替わりでアンサンブルの方のパフォーマンスをするのですが、「ありがとっ!」てテープが貼られているタオルが光一くんの前に広げられていましたが、子供がいたずらするようなお顔でテープをベリベリ剥がして「あノがとっ!」にしていたのは笑いました!

ちょっと意外だなと思ったのが自分の位置から0ズレになって時に光一くんと目が合った気がしたこと。実は後ろの客席まで見てくれているのかな~とほっこりしました。

 


井上芳雄さん

パラモンはネガティブな面があるも素直に言葉に出す方でした。
スタイルも良く背も高く(原作も背が高い方です(笑))知的なのに素直な子供っぽさがありアンバランスなところが魅力的に見えました。
アーサイトは見た目と仕草がちょくちょくかわいいのに対し、パラモンはカッコいい紳士と思いきやストーリーが進むにつれて無性にかわいく見えてしまうんですよね。

なんでだろうかと思うとアーサイトに対して「俺の方が先に(エミーリア)見つけたのに!」と何度も言い、「俺よりエミーリアを選んだ!」とご立腹でアーサイトに突っかかっていくのが大好きなお兄さんに突っかかる弟感満載になっているからか。

アーサイトが追放になり別れる時も手枷をアーサイトの首にかけていてアーサイトと別れるのを本気で惜しんでるように見えたし。

その後脱獄したパラモンが森に逃げ込み同じく狩りの手から逃げる牡鹿とバディ?を組んで走るシーンが合っていて面白い…!もう一度牡鹿と再会した時も見つめ合ってるし。

SNS上のレポを見るとパラモンの弟感はプレビュー公演辺りではそこまでだったようなので、井上さんが役に入り込んでいってこうなったのかな?

ただ、一人捕らわれている時のパラモンの憂いを帯びた色気と歌(牢番の娘と歌っていたところ)が素晴らしくて、その時は弟感薄れていて色気のある美青年でした。

 

そして お恥ずかしながらナイツテイル制作発表まで井上芳雄さんを存じ上げていなかったです。

制作発表の頃、井上さんが安倍なつみさんの夫の山崎育三郎さんら3人で構成されるStarsというユニットの1人ということを知って興味を持ち、You tubeで見つけた井上さんのモーツァルト!の動画を見ました。
当時「この人ヤバイ!!化物だ!!←プリンスというか帝王なんじゃ…光一くんスゴイ人と共演するんだな!」という感想でしたが、この2人が単なる共演じゃなく、数年かけて水面下で色んな壁を乗り越えて実現した共演、しかも新作ミュージカルでといういきさつまで夢のような話というね。この話だけで何か舞台できそうだよ。

 

②に続く